子どもの行動って、「え、なんで?」と言ってしまうような不思議なことをするときがありますよね。
そんなナゾ行動7パターンと、親がどう対応すべきかをまとめました。
ナゾな行動7パターン
とにかく走る、踊る
走ったり踊ったりするのは心身の発達にとても大切です。
親は「楽しいね」と共感しつつ、危なくないように見守りましょう。
水たまりに入る
子どもは「変化が起こりそうな場所」に惹きつけられます。
親は子どもの「〇〇したい!」という意欲を理解して、できるだけ見守りましょう。ただし、「何をしてもOK」ではなく、人に迷惑をかけることや危険なことなども学べるようにしましょう。
石などを拾って持ち帰る
ただの石でも、子どもにとっては「宝物」のように見えているのでしょう。自分の価値観で「お気に入り」を見つけることは、自我の芽生えに繋がります。
自分が発見した価値を、大好きな人が認めてくれるのは大きな喜びです。「いいね!」「ぱぱにも見せて」などと声をかけてあげましょう。
ひたすらものを出す
ものを出したり入れたり転がしたり落としたりすることは、「探索行動」と呼ばれていて発達にとても大切なこととされています。
親はつい叱ってしまいがちですが、大げさに驚いてあげると子どもは「やりきった」と満足感を得られます。片付けを一緒にできるのが理想ですが、時間や心の余裕がなければ親だけでササッとやってしまいましょう。
見えない誰かと戦う、話す
不思議な光景ですが、高度な力が身についてきた証拠です。この「豊かなイメージの世界で遊ぶ力」は、先々いろいろな物語や文学作品に親しんで行く素地になります。
存分に楽しませてあげましょう!ときには親が役を演じるのもいいですね。
ボタンを押す、穴にものを詰める
「ボタンがあれば押したくなる」といった欲求が湧く子どももいます。
禁止すると親に隠れてやるようになるので、危険でない限りは見守ってこれ以上はだめとなったら制止したり触れないようにしたりするといいでしょう。
同じことを繰り返す
大人には単調な繰り返しに見えますが、これはとても素晴らしい行動です。興味があることを何度も繰り返す中で、いろいろなことに気づいて学んでいます。
なにかを理解したり獲得したりしている大切な時間なので、やりたいようにやらせてあげましょう。
さいごに
「なんで?」とか「もう!」と思ってしまうこともありますよね。。
しかし、自分から自然にやり始めるということは成長過程として何らかの意義があるということだと思います。なので、危険でない限り笑ったり驚いたりしながら見守っていきましょう。
毎日忙しいとついイライラしてしまうこともありますが、この期間は短いので楽しく子どもと過ごしていけるといいなと思いました。