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VSCodeでXserverにSSHログインする

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まる

5歳の長男と楽しく暮らすシングルファーザーです。 父親目線での育児、家事について発信していきます。ひとり親家庭や父親に寄り添った情報を増やしたい、という思いで活動を始めました。 趣味はスポーツ観戦と晩酌。成長した息子とビール片手にスポーツ観戦することが、小さな夢です。

WordPressをXserverで運用しているのですが、サーバのスペックが良すぎてもったいない気がしています。

メモリ512GBもあるのに、Wordpressだけってもったいない...。ちなみに、一番安いプランです。

なので、SSHして色々いじれるようにしてみようと思います。

Mac上で動いているVSCodeに拡張機能をインストールして、SSHできるようにしていきます。

環境情報

次の環境でSSHできるように設定していきます。

PCmacOS Big Sur 11.4
SSHツールVisualStudioCode 1.57.0

まあ、VSCodeのバージョンだけ気をつけておけば問題ないと思います。

設定手順

それでは設定していきます。

SSH接続する方法として次の2つのパターンがあります。

  • サーバの公開鍵を取得、SSHするときに指定する
  • 自分のPCの公開鍵をサーバに登録する

今回は、「サーバの公開鍵を取得、SSHするときに指定する」方法で進めます。

MacでSSHの公開鍵を作成する

「サーバの公開鍵を取得、SSHするときに指定する」手順で進める場合は、この手順は不要です。

Macのターミナルを開いて、次のコマンドを実行して鍵を作成します。

ssh-keygen -t rsa

lsすると、次の2つのファイルが作成されていることが確認できます。

 id_rsa
 id_rsa.pub

このid_rsa.pubが公開鍵ファイルになります。ちなみに、id_rsaは秘密鍵ファイルです。

XServerのSSH設定を有効にする

デフォルトではOFFになっているので、ONに変更します。

https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssh.php

1. サーバーパネルにログインして、SSH設定をクリック後「ONにする」を選択して「設定する」ボタンをクリックします。

2. 公開鍵認証用鍵ペアの生成、公開鍵を登録します。

これは次の2つのいずれかを任意に選択して設定しましょう。

  • 公開鍵認証用鍵ペアの生成
  • 自分のPCで作成した公開鍵を設定

ここまでで、XServerのSSH設定は完了です。

VSCodeに拡張機能を追加する

次にVSCodeの設定をしていきます。

VSCodeを開いて、拡張機能の検索で「Remote SSH」と入力して検索、インストールします。

インストール後、メニューに [Remote Explorer] が追加されるので選択します。
表示される SSH TARGETS の右側にある歯車アイコンを選択し、 SSH 接続用の config ファイルを作成します。

configファイルには、次のように入力します。

Host xserver
  Hostname <サーバーのIP>
  User <ログインユーザー名>
  Port 10022
  IdentityFile <秘密鍵のパス>

Remote - SSH で XServer にログインする

SSH TARGETS に表示されている「xserver」の右側に表示されるウィンドウマークを押します。

すると、新しいウィンドウが立ち上がって、自動的に SSH 接続してくれます。

これで、XServerにSSHログインするまでの設定が完了しました。

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