英会話を勉強しようと思って、行動し始めたのが2020年11月25日でした。
なので英会話始めてから大体2ヶ月が経過しました。
そろそろ、モチベーションが... って頃なので、初心を思い出そうと思いました。
そこで、学びの動機付けマップを作って、2ヶ月前の志を思い出すとともに、今後も忘れないようにしようと思いました。
以降は、「独学大全」を参考にして、作成していきます。
こんな感じで、動機付けマップを作成してみました。
学びの動機付けマップを作成する
それでは、作成していきます。
学びのきっかけとなった出来事を探す
まず、そもそも自分が英会話を学ぼうと思ったきっかけはなぜか?を考えます。
そして、そう思うようになったきっかけ、出来事を箇条書きで書き出していきます。
ざっと次のような感じで。
- NBA観戦が趣味だが、今シーズンから英語解説のみになってしまった
- 仕事で英語の会議に参加することが増えた
- 会社でオンライン英会話費用の全額支給が始まった
次に、この中から一番重要そうなものを選んで、それがいつ頃、どこで、誰といたかを詳しく書き出していきます。
その時にどんな感情を抱いていたかも書いていきます。
んー、仕事も大事だけど、やっぱり自分の中では趣味のスポーツ観戦で英語解説だけになってしまったのが一番大きいですかね...
次に、その出来事にタイトルをつけます。できるかぎり、通り一遍でない名前がいいようです。
- NBA解説の英語化
ひとまず、こんな感じでタイトルをつけました。変だと思ったら適宜変えていきます。
その出来事の影響範囲をマッピングする
次に、その出来事が与えた影響を考えます。
次のような流れで考えてきます。
きっかけが変えた自分の行動や習慣や考え方
↓
そうして変わった行動、習慣、考え方
↓
周りの人たちに与えた影響
このような流れで、直接的なものから間接的なものへ進めていきます。
- 英語の解説を聞いてみるようになる
- 以前まで解説で得ていた情報を、YouTube, 英語記事から情報収集するようになった
- 同じように情報収集して、自ら情報発信をする人が増えている
影響の評価を行う
影響が自分にとって、「ポジティブ」が「ネガティブ」か評価します。
評価に理由付けをする
大切なきっかけが生んだ影響が良いものであるなら、そう評価する理由はなにかと自問自答します。
こうすることで、大切なきっかけがもたらした出来事を、もう一度自分や自分の学びに結びつけることで、動機付けを支える援軍に変えられます。
この手順を繰り返す
このようにして、
- 学びのきっかけとなった出来事を探す
- その出来事の影響範囲をマッピングする
- 影響の評価を行う
- 評価に理由付けをする
を繰り返します。
影響をたどって、その出来事がなぜ自分にとってよいことか考えるうちに、関連したり類似したりする別の出来事を思い出すことが多いようです。
意思と意欲をメンテナンスする
学びの動機付けマップは、『学びの始まり』に立ち戻り、そこから現在につながる影響を繰り返し語り直すことで、学びの意思を意欲を育ててメンテナンスする技法です。
なので、一度作成しただけで満足せず、定期的に見直してメンテナンスしていくことが大切なんですね。
志をたてる
語学習得の道はとても長いです。
学ぶことが長期わたるものだと考えていた古人達は、志を立てることは成功の必須条件と考えていたようです。
しかし、勉強する前はみんな志をたてますけど、大半の人は、途中で挫折してしまいますよね...
最初は同じように志をたてたのに、成功する人と挫折してしまう人の違いは...
それは、定期的にたてた志と、自身の行動や思考に結びなおす、これを繰り返しているかです。
人は弱いので、すぐに誘惑に負けて、さぼったりしてしまいます...
強い意思を持てばさぼらない!と幼い頃によくそんな根性論を言われたりして、頑張るけど続かなくて挫折していました。
独学大全では、『強い意思』について、次のように書かれています。
意思の強さとは、決して揺るがない心に宿るのではなく、弱い心を持ちながら、そのことに杭い続ける者として自己を紡ぎ出し、織り上げようという繰り返しの中に生まれるのだ。
進展や成果を寿ぎ、志に結びつけて、その力を積み増しする。失敗や挫折に打ちひしがれた時は、志に立ち返って気力を回復し、再挑戦の時を待つ。こうした繰り返しが、行為や思考が拡散するのを留め、最初は未熟で自己中心的な夢想に過ぎなかった志を、地に足が着いたものとして育てるのである。
独学大全
弱い心でも、志を持ち続けて成功することはできると言っています。
よく挫折しているのは、これが原因だったんだなと想いました。
よく最初にかっこつけて志をたてていましたが、それを振り返ることはほとんどありませんでした。
大切なのは志をたてることではなく、志を定期的に見返して、自分の行動と思考と志を結びつけることでした。
初心を思い出して、、、とよく言いますが、それを実現する技法として、『学びの動機付けマップ』を活用していこうと思います。